卒業検定

XJR400R2004-04-29

卒業検定である。
いよいよ、ここまできた。
今日で、G.Wに乗れるかどうかが決まる。
コースと号車と順番を書いた紙を渡された。
2コースだ。まあ、どっちでも良いが。
順番を見ると1番ではないか!やべっ緊張してきた。
装備をつけて、乗る。
間違えた!サイドスタンドをはずし忘れた。すぐに気づいたので、
やり直す。減点かな。
エンジンかけてスタート。なんか足震えてる?俺って、小心者。
まずはクランク。おかしい、バイクがいままでで一番元気がいい。
2速アイドリングがこんなに早いはずがない。いつもは加速の
タイミングをとることに注意してたのに、スピードが乗りすぎる。
何とか、クランククリア。速くスピードに慣れねば。
次、S字。これも勝手にスピードが乗る!一瞬、曲がりきれんと
諦めかけるが、持ち直した。
危なかった。検定中止になるかと思った。
その後、踏み切り、S字、急制動、1本橋、坂道発進で終了。
あっという間だった。こんなに緊張するものとは思わなかった。
これは、落ちたかもしれん。急制動も止まった時に右足着いたし。


落ち込み気味に、控え教室で待つ。その間に自分なりに採点して
みる。100点からの減点方式で70点以上で合格。
1ミスが3点なら合格かなあと予想を立てる。
待つこと一時間。指導員が2人来た。
今回の卒業検定受験者は大型も含め、20人ちょい。
指導員1人につき、5人くらい名前を呼んで連れて行く。
呼ばれなかった。もしかして、残った人は落ち?合格?と考える。


残り10人ちょい。


また一人指導員が来た。5人連れて行った。


残り7人。


こりゃ落ちたか。もう一人指導員が来た!待ってました。
さあ、俺の名前を呼べ!そして連れて行け〜。
「はい、ではこちらに詰めて座って。」教室の隅に集められた。
もうだめだ、落ちたんだ、俺。
おもむろに教習原簿を取り出し、名前を呼ばれた。
「合格です。」
何?何ですと?びっくりさせるなよ〜。落ちたかと思ったじゃーん。
スラロームでコーンに触れてたね。危なかったね〜。」
まじっすか?確かに一度諦めかけたところだ。コーン倒れてたら、
検定中止だった。
ここから、笑顔を抑えるのが大変だった。油断するとうれしくて
笑顔になってしょうがない。
おめでとう、俺。
卒業証明書をもらい、帰宅。


交付所が平日しかやっていないため、明日免許もらいに行くのだ。